うわーい。久しぶりに地雷本然とした地雷本を読んだよ（地雷本という言葉は思考停止を招く場合が多いように思うのであまり好きではないのだがここではこの言葉を使っていい気がする）。何と言うか、調子の悪い東川篤哉または石崎幸二が柄にもなくちょっと変…

第３回の課題本は飛鳥部勝則『砂漠の薔薇』に決定した模様。わは。反応が怖い。つーわけでレビュアーの皆さんは読みましょう。しかしノベルス版と文庫版では表紙の印象が違いすぎて読後の印象にも差異が生じるのでは、などと思ってみたり。 あと、第２回『月…

むーん。何を言ったらいいのか。とりあえずそれほど面白くなかった。と言うか、構成が恐ろしく不恰好なこと以外は意外に普通のミステリー（この場合サスペンスやホラーとかも含めた広義なものを指す）に感じられて、面食らってしまった。怪奇性は十分にある…

ミュージックステーションでモーニング娘。さくら組おとめ組を見た（いや他のメンツも見たけど）。曲はさくらのほうが好きだ。おとめのほうはなんか普通でつまらん。あと小川がわかりやすく太っててちょっとショックだったのだけど加護はあれでいいのではと…

今聴いてます。初めて。 元さんってこんな声だったのかー、とか。

11/上 森博嗣「四季 夏」講談社ノベルス 11/上 西尾維新「きみとぼくの壊れた世界」講談社ノベルスどっちも買い。

確認してきました（結局買わなかったけど）。解説はｅ−ＮＯＶＥＬＳの週刊書評でも飛鳥部評を書いてた（これとこれ）千街晶之だった。別に対して面白いことは書いてなかったように思うけど。文庫版あとがきでは「ほとんど公式ホームページに等しいサイト」と…

が始まるみたいですが、氷川透 on the WEBによると、飛鳥部も書くようです。楽しみ。他にも乾とか歌野とかも書くようですね。ああ、それにしても鳥飼否宇のやつが面白そうで買っちゃうかも。

やっぱり買ってしまった川上弘美の最新刊（ハードカバー）。財布の中身が……などという余談は置いて感想に入る。 川上弘美の作品の中でも今作は屈指の（ある意味での）普通さを誇るのではないか、とか。語り手が少年って初めてではないかね。なんか売れ筋純文…

今市子のマンガは始めて読んだ。で、ファンが多いのはすぐさま理解できた。だってこれ読んでて楽しすぎるでしょ。ちょっと懐かしい感じの絵はエロいときはエロいけどエグくないし。 やおいだのＢＬだのっていうのは二人の中を進展させるために役割としての「…

ときめきー。この作者のは『どいつもこいつも』を読んだことがあって、あれ好きなんだけど、ボーイズラブ物は初めてですさ。しかし西戸崎が糸島にどんどん惚れていく過程はほんとにときめく。「恋 だ 恋 です」っていう文字が出てくるタイミングなんか最高。…

なんとなく行ってみた。予想よりボリューム（っつー表現はナニだな）が少なかったけど面白かった。なんか積んであったり、おっきかったり、同じ形でおっきいのと小さいのとあったり、宇宙人みたいだったり、笑っちゃうほどコンセプチュアルだったり、触って…

10/上 浦賀和宏「彼女は存在しない」幻冬舎文庫 おお、文庫落ちするのか。これは買う。 10/上 西澤保彦「依存」幻冬舎文庫 これもたぶん買う。でも版元幻冬舎だったっけか。 10/中 柄刀一「シクラメンと、見えない密室 魔女の花だより」実業之日本社ジョイ・…

あんま面白くない。リーダビリティは高く次の展開が気になるのですらすら読めて楽しいんだけど、真相として提示されるネタがどうにも地味で。 あと、あの状況で自殺以外の可能性を考える心情が理解できん、ってのもあるけどそんなのはどうでもよくて、一番気…

ちなみに飛鳥部と言えば『砂漠の薔薇』の文庫版がそろそろ発売されるはずなので要チェックです。解説は誰が書いてるんだかなあ。

□「ドリルホール・イン・マイ・ブレイン」 最近の舞城だなー、という感じ。オチは例によって良くも悪くもスッキリしない。しかし頭の穴とユニコーンの角でセックスするネタは結構ベタだがやはりときめいてしまうんだってば。そういうの弱いんだってば。 □「…

↑のシリーズ二作目。ああ、本当にこのシリーズは読んでて気持ちがいいなあ。あまりに気持ちがいい、という感じではなく安定してずーっと気持ちがいい感じ。 この話は特に僕の好きな女の友情（という表現には差別的なものが含まれる気がするが）モノのエピソ…

何やらすっきりさっぱり。非常に読後感がいい本だった。この本、読み始めはけっこうイライラさせるのだけど、だんだん引き込まれていって、やめられなくなる。久しぶりに一気読みした。で、ラストはそれこそ憑き物を落とすような締め方をしてくれるから、読…

まとめて読んだので感想もまとめ書き。 うーん、どうも僕の琴線に触れるところまで行きそうで行ってくれないストーリー展開がちょっと苛立たしかった、と言うと言いすぎだけど。どこもかしこも中途半端な印象と言うか……これが狙ったものなら大したものだと思…

締め切りが迫ってることがあると思わずネットサーフィンに逃避してしまう性癖が今日も発動した。あー、明日は大変だろうなあ、などと思ってみる。 ところで、燃焼系アミノ式の新ＣＭはなんだかダメだと思う。逆に最近好きなＣＭはと言えば、一連のアルファー…

面白い。僕もセンター模試の問題で取り上げられてた小川国夫の「相良油田」っていう短編が気になってちょっと調べたことがあった。結局それは未だにちゃんと読んでないのだけど。

霧舎新スレがやっと立った模様。前スレがどうして落ちたのかは謎。

森とか、西尾氏の本はなんだかとても速く読める。だからどうしたってことはないのだけど、ある面でちょっと気分が良いのは確か。 この本については、また真賀田博士かよ、もう勘弁してーってな感じのわりとうんざりした気分で読み始めたのだけど、それほどの…

と言うか、本屋の店員に聞いたら「月曜日に入ります」って言われたんですけどね、普通に。 全然全国同時発売じゃないじゃん！ いやまあ、店員の手違いかもしれないし他の本屋では売ってるのかも知らんけど。でももう北海道のこういう境遇には正直うんざりと…

届いてた。えーと、めんどくさいので箇条書きに。 ・イベントには２９２人からのメールが来てそのうち当選は２００人。うわあ、なんだか嫌な感じの倍率。 ・奈須きのこと武内崇のインタビューで衝撃の特報が！らしい。講談社ノベルスから奈須きのこが本出す…

しかし佐々木倫子のマンガは困る。いつまでも終らないような気がしてしまうから。でもこの『Heaven？』も連載はずいぶん前に終ってて、これで最終巻ということになる。 いつもどおり安定しすぎてるほど安定した話だから、最終巻だからといって特に感想もない…

bk1に始めて注文した本が届く。近藤史恵の『カナリヤは眠れない』と『茨姫はたたかう』。 さて、代金を払わねばね。

久しぶりに子供時代を過ごした村に帰った主人公は、頭のおかしくなった大家の娘・しーちゃんのことを何度も何度も回想する。しーちゃんは好きだと言われれば誰にでも喜んで体を開き、奇矯な行動を繰り返していたが、川に落ちたことが原因で風邪を引き、その…

特に目新しい情報は無し。ダブ（エ）ストンは１０月に文庫落ちするらしいけど。

・09/05 「ファウスト」講談社 ・09/上 森博嗣「四季・春」講談社ノベルス ・09/20 鯨統一郎「月に吠えろ！萩原朔太郎の名推理」トクマ・ノベルズ ・09/下 舞城王太郎「山ん中の獅見朋成雄」講談社 ・10/上 霧舎巧「七月は織姫と彦星の交換殺人 私立霧舎学園…