2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

筋めじたい

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・GooBoo本格ミステリ ベストセレクション2003に今年は投票してみたい。いろいろ悩むなあ。と言うかそれより結果予想当てたい!賞品欲しい! ・鯨統一郎『タイムスリップ明治維新』がラジオドラマ化!しかも主役は田村ゆかり!凄いなあ。まあ原作は速攻で売…

乾くるみ『匣の中』

竹本健治『匣の中の失楽』へのオマージュ、ということなのだけど、『匣の中の失楽』は前に読んだものの全く内容を覚えてなかったりする。まあこれほど綺麗さっぱり忘れてるってのは僕にとってそんなに印象に残る本じゃなかったのだな。それはともかくネタ元…

メールマガジンファウスト第九号

MM

ファウスト第2号には乙一が参加しますよ!という話のみ。 乙一には興味ないんだけどユヤタンとかがのさばるよりいいかも。

スターシップ・トゥルーパーズ

まあ作った人にはいろいろ意図はあるんだろうけど、どこまで狙ってるんだろう、とか考えると抜け出せなくなりそうなので考えないことに。肉片あり乳首あり嘔吐ありの派手なバカ映画として普通に笑えて楽しめたのでよし。もっとまともなSF映画だと思ってた…

第2回メフィスト賞作家ファン度調査

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早速やってみた。結果は148/208で、あれれ、このチェックの作成者リッパーさん(id:kirisakineko)と全く同じでした。奇遇だ。 あ、でも今『匣の中』を読んでるところだからこれ読み終わったら149冊になる計算だな。

ガタカ

うわあ。えーと、未知なる物への憧れってやつはタチが悪いなあ、って話ですな。ロケットなんてなければ良かったのに……なんて思ってもいないけど。と言うか、本当に面白いし、萌えるし、僕にとってかなり理想的な映画という気が。ラスト付近でちょっと泣いた…

余談

ちなみに↑の『クレイジー・クレーマー』を読んで思ったのだが、小説を読む際に、隙あらばキャラ萌えしてやろう、という気持ちが心のどこかにある人達にとっては割れやすい(ミステリ的)騙しのネタってのが存在するよなあ。歌野晶午の某作なんかでも、キャラ…

黒田研二『クレイジー・クレーマー』

作者お得意の気持ちよく騙されることができる……と言うか気持ちよく騙された気分になることができるサプライズ重視型ミステリ。ページ数あんま多くなくて分量が少ない分余分な要素がなくスッキリとしていて、サラサラ読めてちゃんと驚けるものになってる。 た…

今日は御手洗潔のお誕生日!

だそうですね(知った所→id:suitou)。おめでとーとか言いたい。島田御大はどうして男キャラは直球ど真ん中な萌えキャラを書けるのに女キャラがみんなしてああまで悲惨なのかとか、思考も巡るってものだ。 ちなみに僕が島田で一番萌えるキャラは『異邦の騎士…

ジョン・アーヴィング『サイダーハウス・ルール』

さすがに読むのにそれなりに時間がかかったけど、いやあ、読んでて楽しいなあ。一文一文読み逃せなくて、無意識に斜め読みしてしまった部分とかを読みに戻らずにいられない楽しさ。アーヴィングの本を読む楽しさの中には読書の愉しみに含まれる要素のかなり…

アメリカン・ヒストリーX

がっちりした体格のエドワード・ノートンが見たかっただけなので特に文句は無し。 人種差別っていう深刻なテーマを扱ってるわりには、主人公(?)が人種差別を否定するくだりにあたる刑務所内でのエピソードの処理の仕方が妙に呑気で、いいのかなあとは思っ…

オーシャンズ11

んー。だいたい見る前にSAVAGE NIGHTのレビューで読んだ通り。いかにもキャラ萌え映画っぽく見えるわりに真剣に萌えようとすると結構難しい代物になってる。メンバーそれぞれの技能を生かした作戦、という趣向、そして“仲間”感がちゃんと描かれてないとキャ…

森いらず

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gMAs'WORLDより。今日は授業が休講になって暇だったのでこれで遊んでました。

シンプル・プラン

DVDで見た。ちなみに最近はレンタル代すらかけずに見てる場合が多い。 閑話休題。これは、ひょんなことから発見した440万ドルを巡って夫婦・兄弟・友達の関係がめちゃくちゃになる話。こういうネタだと喜劇風にもやれそうだけどこの映画の場合はあくま…

チャーリーズ・エンジェル

ビデオで見た。冒頭、けっこう普通な始まり方だなと思ってたらいきなり爆弾持った男を抱えて旅客機から外へダイブ!っていう展開で呆気にとられ、あとはそのまんま。すごい。あまりに荒唐無稽すぎて途中まで自分がどうしてこのビデオ借りてきたのか忘れてた…

ビロウ

ビデオで見た。なんだか、何がしたいのかよくわからん映画だった。米国軍潜水艦内部でのホラー要素が入ったサスペンスってのは別にいいんだけど、序盤はだいぶホラー部分に重点があるんでそっちに釣られてると後半に行くにつれてだんだんとサスペンス一直線…

津村巧のホームページ

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正式なのができた模様。「未発表小説群」が面白い……と言うか恐ろしいです。

歌野晶午『家守』

ここんところ乗りに乗ってる感がある歌野晶午君の新作短編集はこんなんでした。えーと、別に可もなく不可もなく。フツーって感じが。この作者の今までの短編集と比較すると、『放浪探偵と七つの殺人』よりはケレン味が薄く、『正月十一日、鏡殺し』ほどには…

石崎幸二近況

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氷川透 on the WEBの掲示板にまた石崎幸二の書き込みが。それによると、創元社から出る新作の原稿はもう創元社のほうに渡してあるとか。今は講談社から出る新作(ってことはミリユリシリーズだな)のほうを執筆中とのこと。うわー創元社さんお願いだから早く…

トゥルーマン・ショー

これも見たんだった。かなり面白いと思ったのだけどなんだか引っかかる部分が……。わかりやすい泣き所を作らないのはいいのだけど、ラスト、映画を見てるこっち側が感動してるようなときに映画の中のテレビ番組視聴者まで喜んでるとなんだか萎えます。と言う…

スクリーム2・3

こっちもまとめて感想を。一作目と比べるとだんだんとキャラクターが物語上要請されてる役割を弁えなくなってきている、という印象。元々はホラー映画の様式美みたいなのをパロディ的精神をもって再現する、というような趣向の映画だったと思うのだけど、な…

霧舎巧『七月は織姫と彦星の交換殺人』・『八月は一夜限りの心霊探偵』(背景色でのネタバレ含)

まとめて感想を。えーと、期待通り相変わらずの外しっぷりで、ここまで空回りできるってのもある種の才能だよなあ……などと思ったり。そんな霧舎が好きだ。 『七月』のほうは小道具に関するネタがかなりの脱力ネタ(『五月』に通ずるものがある)ながら微妙に…

佐藤友哉『鏡姉妹の飛ぶ教室』 第9回 異図を意図

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やばい萌える。連載終了間際にもなって今更だけど、この『鏡姉妹の飛ぶ教室』って、何だか知らないが、やおれる*1じゃないか。びっくりだ。まさかユヤタンの小説読んでてカップリングが自然に頭に浮かび日が来ようとは。(以下軽いカップリング考察。一応伏…

霧舎学園プレミアム版(背景色でのネタバレ含)

無事入手しました。にしても、店頭には並ばないものだと思ってたから予約したのに、無意味だった……。 7月&8月の二冊が入ってるクリアケースには例の琴葉たんグラビアイラストがどどーんと。中身のノベルス自体の表紙カバーもビッカビカで特別仕様っぽいで…

スクリーム(背景色でのネタバレ含)

DVDで見た。物凄く今更。わー、これも面白いなあ。国内ミステリで言うところの新本格後期みたいなメタな視点がふんだんに盛り込まれてて楽しい。ヲタク少年が「セックスした奴は殺される」とか「『すぐ戻る』って言った奴は殺される」とか“ホラー映画の王…

寺山修司『はだしの恋唄』

うはーしかし寺山のこーゆーのはほんとツボです。感傷的で寂しんぼでさあ。この童話集(?)に収録されてるのはほんのスケッチ程度の手慰みに書いた、みたいなのが多いのだけど、それでも十分胸がときめくんだから困ったものだ。 特に心の涙腺が緩んだ(実際…

津村巧の不定期日記

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ぐわっ。これは。これは。。。 ど、どうしよう。どういう反応をすれば。。。

クリムゾン・リバー(背景色でのネタバレ含)

ビデオで見た。えーと、なんだか普通だ……と思った。賛否両論の物凄いオチだと聞いてたのに、どこに驚けばいいのかもわからんかった……。ミステリとしては詰めが甘すぎる気がするからあの最後のオチが気に入るかどうかなんだろうな、きっと。僕は別になんとも…

パーフェクト ストーム

テレビで見た。おー、おーおー。驚愕の結末。中盤の間抜けな絵面のアクション連発、かつ基本的に思いっきり能天気にしか見えない行動原理の船員連中の描写と、結末の雰囲気の差が激しすぎる。こりゃあやっぱりいかんのじゃないかね。かと言って全く面白くな…

マイケル・ギルバート『捕虜収容所の死』

読む前、登場人物一覧表にずらーっと並んだ大量の名前を見てちょっとくじけそうに。でも大丈夫、読み終わった今でも全く登場人物把握できてないけど全然問題ありません。 しかし面白いっちゃ面白いんだけどどうにも物足りない印象だなあ。冒頭で出てくる「誰…