2003-08-16から1日間の記事一覧

リファラとか

リンク元を見るのはやはりと言うか何と言うか面白い。 「はてなダイアリー+魔法にかかる」でGoogle検索してきた人がいるー、それって狙い撃ち?とか。 それにしても、みすらぼにアスカベ白書のネタを垂れ込んだのは、まさかタイミングからしてこの日記見た…

岩崎正吾「風よ、緑よ、故郷よ」

衝動買いしたもの。その成果は芳しくない。 コージーっぽい雰囲気はいいと思うし、主人公他のキャラ造形も一見悪くないんだけど、ミステリとしての詰めが非常に甘いように思える。あの人が真犯人って伏線少なすぎ!とか、なんか無理無理な推理だなあ、とか、…

柄刀一「OZの迷宮 ケンタウロスの殺人」

相変わらず文章が読みづらーい。 この人はトリック他のアイデアは「奇想」と言ってもいいレベルでとても優れてるのにその見せ方が下手なのが難点だなあ。 今作で言うと「逆密室の夕べ」のトリックとか、「獅子の城」のどんでん返し方とか派手でいいんだけど…

清涼院流水「ユウ 日本国民全員参加テレビ新企画」

な、何を言えばいいんだ……? 御大の本は感想を述べるのが難しいのが常だけど、これは特に……。 まあ、相変わらず作者の意図してるところと読者が受け取るもののズレが異次元レベルにまで達していて、そこを独特の味として楽しむことはできた。できました。(…

高里椎奈「蝉の羽」

珍しく地味な感じのタイトル。と言うわけで薬屋シリーズ十巻目なわけですが、あんまし楽しめなかったです。 前巻と前々巻がけっこう面白かったことから考えて、このシリーズはメインの妖怪三人をあまり全面に押し出さずあえて狂言回し的な役割にとどめ、相談…

グレッグ・イーガン「しあわせの理由」

イーガン初読み。全体的にはけっこう好みだったかも。 例えば「闇の中へ」のかなりハードにSFでしかもまるっきり謎な空間「吸入口」の設定とか、「愛撫」におけるある絵画と全く同じ画面を現実に再現してみせることに執着を持つ人物、及び主人公も絵画の中…

一気にいろいろ読了。