2006-03-04から1日間の記事一覧

レイ・ブラッドベリ『太陽の黄金の林檎』

ブラッドベリもまともに読んだの初めて。この一つの短編集の中にはいろいろな傾向の作が収められていて、社会風刺的な「白黒対抗戦」とか、ヒッチコック・マガジンに載っていてもおかしくないブラックなミステリ「鉢の底の果実」、王道SFな「雷のような音」…

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女

わりと期待外れ。幼い兄弟が当初は戸惑っていた異世界の秩序にずんずん嵌ってゆく様子がおぞましくも素敵だった原作と比べて、この映画版は彼等の順応っぷりが素直すぎてヤバさが感じられず、そこが面白くなかった。そもそも疎開先の出来事とかいう映画オリ…