キャプテン・ウルフ

手抜きの見られない良心的なファミリー映画なんだが、大人が観るにはちょっとくすぐりが足りなかったかなーという感じ。アクションシーンはもっとちゃんとしてほしかった。主演のヴィン・ディーゼルはこんな企画でも全く無理が感じられず、悲壮感が漂ってしまうこともなく、目立ちすぎてバランスを崩すこともないグッドジョブ。でもやっぱりこの種の映画に出るのはまだ早かったと思う。
子役陣も嫌味のない演技で悪くない。あと、嫌味な教頭先生役(ヴィン兄貴の乳を揉むシーンあり)のブラッド・ギャレットという人が良かった。と言うか、ラストカットはこの人の顔なんだが、何故? 有名な人なんだろうか。