ブルース・オールマイティ

まあ普通のコメディ。ちょっとだけ笑えてちょっとだけホロリとさせられるというちょっとだけ加減が下手に精神状態乱したくないときのコメディ鑑賞に最適。ヌルいコメディ映画って需要あるんだろうし、微笑ましく見られたので文句はありません。
で、どうしてこれを見たかというとスティーヴ・カレルですよ! この人天才だな。この映画でもチョイ役(重要な役ではあるが)なのに恐ろしく緻密なキャラ作りで、もはや生身の人間とは思えない存在感を発揮。主演のジム・キャリーが完全に食われてました。こんなことだから何故か彼主演のスピンオフ*1制作が決定、という異常事態が発生したんだろうなー。まあその前に“The 40 Year Old Virgin”の成功というのがあるわけですが。
ちなみにキャリーの恋人役のジェニファー・アニストンもいつもながら達者で、いい感じでした。

*1:http://us.imdb.com/title/tt0413099/ えっ、モーガン・フリーマンも出るのか。監督も同じだし、本当に正式なスピンオフなんだな……。どうか企画がポシャりませんように