赤木かん子編『SFセレクション5 地球最後の日』

児童向けSFアンソロジー。このシリーズって図書館流通のみかと思ってたら普通に売ってるんですね。未成年さん(id:LOVE800)のところを見てて気づきました。ありがとう。いずれ全巻買い揃えたい。
いきなりこの巻を買ったのは「The End of the World」に「おとうさんがいっぱい」、「電話がなっている」が収録されていて、素晴らしい!と思ったから。言い換えれば全収録作5作中3作が既読で、あまり新しい驚きはなかったのだけど。今回初めて読んだ他の収録作、「悪夢の果て」(赤川次郎)はなんか集中で一つ浮いてる感じ。社会派テーマの盛り込みがわざとらしいと言うか。「おむかえがくるよ」(曽祢まさこ)はどんなヒドいオチかと期待に胸膨らませながら読んだら案外普通で、何と言うことなし。