スパイダーズ

蜘蛛にエイリアンのDNAを注入して生体兵器にする実験を何故か宇宙空間でやっていたシャトル内で蜘蛛が暴走、クルーほぼ全滅。着陸した政府の秘密スペースにたまたま居合わせた大学新聞記者のUFOマニア三人は政府の陰謀を暴くべく、死体ともに地下研究室に潜り込むが……というお話。
画面が終始暗いので、明るい部屋で見てると何が映ってるのかさっぱりわからないシーンの連続で、あまりちゃんと見たとは言えないのだけど、しっかりB級モンスター映画をやっている面白さは感じられた。上のあらすじで書いたようなバカ設定の魅力は勿論、研究室内で暴れる蜘蛛を退治してやっとハッピーエンド、かと思いきや今度は蜘蛛がウルトラ怪獣並みに巨大化してほとんど別ジャンルの映画になってしまうあたりはかなり愉快。あと、主人公とくっつきそうな男二人のキャラ立ちがどうも弱いな、と思ってたらなんとこの二人は捨て駒だったということが判明する驚愕のラブ展開も忘れがたい。