沈黙の聖戦

元CIA工作員スティーヴン・セガールの娘がタイでテロリストの人質に!すぐさま現地に急行し、そこで修行僧となっていた昔の仲間の協力も得て娘の奪還を目指す彼だったが……というお話。
ふしぎふしぎ。これがセガール映画と言うものか。まともに見たのは初めてなので終始呆気にとられてはいたのだけど、わりあい楽しめた。古式ゆかしい弾け飛び方をする大量の血のり袋に、一般市民に迷惑かけまくりな前半のアクション。そしてセガール対将軍の決闘に呪術師対修行僧達の念力バトルがかぶさるラストはほとんど『カンフーハッスル』(→感想)の域に達してて笑った。お約束なラストシーンも含め、悪くないんじゃないでしょうか。
セガールのお仲間役のバイロン・マンはやはりカッコいいのだけど、坊主頭はあまり似合わないかな。目つきの強さがいい。女性キャラもいろいろ出てくるのだけど、そのうち一番綺麗なのが脱ぎシーンのみ出演の人ってのはちょっと。