最‘新’絶叫計画

下品なギャグまみれのパロディ映画・絶叫計画シリーズ第2弾。今回は幽霊屋敷物ベースのお話。前作(→感想)と違って元ネタになってる映画に未見のものが多いのでいまいち楽しめなかった。さらに日本公開に当たって危険すぎるギャグのシーンが大幅にカットされたらしく*1、ただでさえパロディを羅列しただけみたいな映画からさらに整合性が失われてもうストーリーがどうこうの次元ではない支離滅裂さ。短いのでウンザリする前に見終わっちゃったけれど。
パロディ場面の中では終盤の車椅子バトルのあたりが無意味に盛り上がっていてそこそこ面白かった。『ゾルタン★星人』(→感想)のパロディまであったのにはちょっと感動。あんな映画のパロディやってどうするのかと。キャストでは前作から続投の主人公アンナ・ファリスが実に楽しそうでいい。同じく前作にも出てた黒人娘役レジーナ・ホールもパワーがある。製作にも関わってるウェイアンズ兄弟はどうでもいい感じ。