バイオハザードⅡ アポカリプス

前作(→感想)から36時間、Tウイルスの感染が広まったラクーンシティは封鎖され、逃げ惑う市民は次々とゾンビにやられてゆく。前回の事件を生き残ったアリスは警官のジル等と協力し、町を脱出しようとするが……というお話
前作はこまめにあるアクションの盛り上がりをうまく繋いでいた印象があったけど、今回はそこが巧くいっていない。場面ごとにブチブチ切れて物語の流れというものを感じられないと言うか。ゾンビ登場シーンも、来るぞ来るぞ来るぞ、来たー!の繰り返しで飽きるし。さらに前作以上にアリスが最強すぎて、彼女が出て来た途端ハラハラ感が皆無になるのが辛い。まあでも今作のラストからすると次作ではそのへん改善されてそうだけど。
アリス役ミラ・ジョヴォヴィッチは相変わらず女の匂いがしない美人。新キャラジル役シエンナ・ギロリーもそこそこカッコいいけどアリスが強すぎてあまり目立たず。個人的に目の保養になったのはケイン少佐役のトーマス・クレッチマン。もう40過ぎなのに、若いなあ。彼の男前っぷりはこちら*1なんかで見られます。