バブル・ボーイ

主人公ジミーは生まれつき免疫が無いためずっと風船状の無菌室で育って来たが、好きになった女の子が違う男と結婚するのを止めるため、特製のバブル・スーツを着て生まれて初めて外に出る!というお話。
あらすじから推察される通りのB級コメディで、その域をはみ出る所は全くない。登場人物がギャーギャー喚き立ててばっかりだし、美味しいシチュエーション(普段は大人しい父が息子にアドバイス!とか)を活かさないあたりヌルいなあ。ジミーが外に出て以降のロード・ムービーっぽい部分で、いろんな人*1が大勢出て来て変な画面になるのは目に楽しかったけど。
で、僕のお目当て・ジミー役のジェイク・ギレンホールはどうかと言うと、これが妙に若い。撮影時期は『ドニー・ダーコ』(→感想)と同じ頃のはずなのに。なんだか声まで高めで、あの濃いい顔に変な髪形でキンキンまくし立てられたりするともうグッタリ。結構きつかったです。目の暗さは相変わらずだし、ラストシーンでは爽やかな格好で良かったんだけど。他のキャストはどうでもいいや。

*1:ビッグ・フィッシュ』の大男役の人も出てました。