チャーリーズ・エンジェル フルスロットル

こちらは前作(→感想)のほうが好きかも。ちょっとバカ度がパワーダウンしたような気がしてしまってね。むさい男どもがたくさん集まったモンゴルの穴倉みたいな所にギャルっぽいファッション(でもシワが多い)のキャメロン・ディアスが突然乱入!ロデオに乗ってバッコンバッコン揺れまくる!っていうオープニングのわけわからん画面は良かったのだけど、そのテンションが完全には持続していなくて残念。キャメロン・ディアスの変なダンスもアクションシーンも前作に比べると妙な感じの迫力が不足かなあ。
ただ、二作目にして仲間がサイコー!っていうテーマを据えたのは良かったですね。前作に引き続きみんなに迷惑をかけてしまったドリュー・バリモアを先輩エンジェルが慰めるシーン、ラストのデミ・ムーアとの対決シーンはその路線で、おバカなりになかなか泣かせる。あと、ヤセ男が前作に比べて猛烈に萌えキャラ度をアップさせているのにはびっくりですよ。このキャラをこういうポジションに置くか!?って感じで。いやあ、いいんじゃないですかね。三作目にも登場を希望。
キャストではやっぱりキャメロン・ディアスの怖い顔と躁方向に寄りすぎな雰囲気が好きだ。ドリュー・バリモアは前作より痩せたようで何より。新ボスレー役のバーニー・マックも最初は違和感があったものの最終的には納得の配役。無理矢理前作のビル・マーレイの弟という設定になっているのがバカっぽくていい。