ルール4

『ルール3』(→感想)に引き続きでっち上げ続編。一応映画のカテゴリに入れたものの、このパート4は映画ですらなくて、アメリカで放映された全10話の連続ドラマの1話、8話、9話を無理矢理まとめたものらしい。何だそれ!わけのわからん売り方するもんだなあ。とは言え、脚本を『スクリーム』シリーズのケヴィン・ウィリアムソンが手掛けていることもあり、連続ミステリードラマとしては安定した出来。突出した所は全く無いものの、話を重ねるごとに良くも悪くもパターンが出来ていく感じは中毒性を引き起こすもので、教育テレビでやってたら毎週見てしまうだろう程度には面白い。脇役のキャラがちゃんと立ってるのも良いな。保安官さん(萌え!)とか、喫茶店のオーナーとか。
いやしかし斯様なそこそこの面白さもこのパッケージでは生きないというものです。消化不良もいいとこ(主人公の父親の死の謎が解かれていないのはひどい)。ほんとにNHKで全話放映しないかなあ。絶対見るのに。