スクービー・ドゥー

アメリカでは有名だというアニメを実写化(?)したものらしい。想像していたほど寒々しくはなかった。面白くもないけど。怪しげなテーマパークの謎を「ミステリー社」が解く!というお話は、ひたすらしょーもないもので、でもお子様は楽しめそう、と何となく思えたのできっと問題ないんだろうな。あ、タイトルロールのスクービー・ドゥー(喋るCG犬)はわりと脇役でした。
面白いのは主要キャストがフレディ・プリンゼ・Jrだのサラ・ミシェル・ゲラーだのいずれもティーン向けスターみたいな人ばっかりな所。普通のときでも映画の中での存在の仕方がマンガ的である彼等が、この映画では意識的に「マンガキャラ」を演じている……と言うか、いつも通りなんだけどちゃんと「マンガキャラ」に見える、という所が面白かった。よって「マンガキャラ」を演じることに頑張り過ぎてるように見えたマシュー・リラードはいまいち。フレディの「ハンサム」っぷり、サラ・ミシェルの「可愛い女の子」っぷりとカンフー&ワイヤーアクションあたりは見物かも。