ペイチェック 消された記憶

試写で見て来ました。何人かでツッコミ入れながら見ると面白そうな映画ですな。小学校に置いてある顕微鏡の性能がすごい!とか銃突きつけ合いながらぐるぐる回るなー!とか尋問しながら椅子を回転させる意味は?とか。いや実際はそれほどツッコミ所満載って感じでもないのだけど、何と言うか、ツッコミ入れながら的鑑賞態度を許すような雰囲気があるのだな。これは別に褒めてるんでも貶してるんでもないが。まあ、適度に弛緩していていいんじゃないですかね。僕は突然挿入される主人公が棒を振り回すエクササイズをするシーンあたりからなんだかとても優しい気持ちで見ることが出来た。いろいろ中途半端ながら、ベン・アフレック主演のSFアクション映画という企画にふさわしい出来という気がする。皮肉とかじゃなくて。コメディドラマみたいな幕の引き方もそれっぽい。
件のベン君については、眉間にシワを寄せていればわりと男前に見える、ということがわかった。それ以外の場合はどんなときでも緊張感のない表情に見えるんだけど。ベン君の恋人役はユマ・サーマン。微妙にキル・ビルのキャラを引きずってるような活躍ぶり(でも走り姿がかっこ悪い)はいいとして、肌が汚い。シワも多いなあ。いいんだろうか、あれで。ベン君の昔からの友人役かなんかのおじさん俳優はかわいくて良かった。


追記。
本編前に『ランダウン』の予告が見られてなんだか得した気分に。ショーンたん(;´Д`) でもあの予告の作り方は下手だと思った。無駄に長いんだもの。