クローン

なんだかよくわからんかったのであまり書くことがない……。当方ＳＦには明るくない人間なのでフィリップ・Ｋ・ディックの原作「にせもの」はまあ読んだことないわけですが、どうやらこの映画、原作にかなり忠実らしいじゃないですか。へー。なんだか納得。だからこんなに古臭く、かつ意図不明な部分があるのだな、きっと。
爆弾を埋め込まれたサイボーグと入れ替わった偽人間だと疑われて追われる主人公が奔走するというストーリーの本筋はオチを含めてわかりやすいとさえ言えるものなんだけどなあ。何でこんなにもやもやとした印象が残るのか。追う側のリーダーのキャラクターのわかりにくさが原因か。主人公役のゲイリー・シニーズの悪人顔のせいかも。とにかくえらく消化不良だ。