25年目のキス

この映画も若干少女マンガスピリット含有かも。高校時代はダサくていじめられてて、未だにキスの一つもしたことのない記者が高校生のふりして高校に侵入、覆面取材することになるっていう話。青春を取り返すつもりで人気者グループに取り入ろうとする主人公の念願が叶う、というだけで終わらせないのがバランス良くていい。プロムクイーンだのなんだの(そして自分の念願も)くっだらない!っていう主人公のプロムでのスピーチがクライマックスですな。その後の展開は蛇足な印象。
で、お目当てのデヴィッド・アークエット(主人公の弟役)については若いかっこすればちゃんと若く見えるということが確認できたのが収穫。顔の四角さは隠れようもないけど。しっかし『ブリジット・ジョーンズの日記』のレニー・ゼルウィガーはデブ女を演じててもチャーミングだったけど、この映画の主人公のダサ女役ドリュー・バリモアはほんとにタダのダサ女に見える。いや、役柄としてはそれで正しいんだけどね。