2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

バイオハザード

ラクーン・シティのアンブレラ社研究所で人工知能が暴走し、所員は全員死亡。記憶を失って目覚めた主人公は特殊部隊に連れられ、一緒に暴走を止めに向かうことに。しかし、人工知能暴走の原因は恐ろしいもので……というお話。ゲームの映画化ということで、い…

田中啓文『蹴りたい田中』

いやあ、このブックデザインは素晴らしい。この本は『銀河帝国の攻防も筆の誤り』の続編的性格の本ってことらしく、それってつまりゲログロダジャレSF短編集第二弾ってことなんだけど、今度は「第130回茶川賞受賞後父親の後を追って宇宙に出、消息を絶った作…

J.R.R.トールキン『ホビットの冒険』

ホビット族のビルボ・バギンズ君が魔法使いガンダルフとドワーフ13人に無理やり引っ張り出されてドワーフの国を奪い返しに行くお話。おとぼけアニメのナレーションみたいな語り口調は妙な言葉遣いでとても魅力的なんだけどすごく読みにくかった。僕には。お…

デイ・アフター・トゥモロー

外れ者科学者が「温暖化で氷が溶けて海流が変化すると氷河期が来ちゃうんです!」みたいな説を学会で発表したら、なんとその日のうちに世界各地で異常気象が発生!うわー氷河期が来ちゃう!というお話。これは意外なことに面白かった。もっとバカっぽい映画…

21グラム

夫と娘を轢き逃げ事故で失ったナオミ・ワッツ、轢いちゃったベニチオ・デル・トロ、死んだ夫から心臓の提供を受けたショーン・ペンの三人の運命は事故をきっかけに引かれ合う……みたいなお話。時系列めちゃくちゃな並べ方をされた短いシーンの羅列で出来てい…

怪奇大作戦 第24話「狂鬼人間」 第25話「京都買います」

TV

複雑怪奇な事件の真相を科学を駆使して暴いていくSRIの事件簿みたいなシリーズ。いきなりシリーズ終盤の二話だけを見たのでキャラモノとしての楽しみが薄かったのが残念。で、感想はというと、うーん、いわゆる“ネタ”としての鑑賞に留まらざるを得ないな…

海猿

こちらは試写で。厳しい厳しい潜水士資格取得研修に挑む若い海上保安官等が恋愛だの友情だの人死にだのを通して成長する姿を描いた映画。いやあ、僕はここでの感想によくベタという言葉を使うけど、こんなにその言葉がふさわしいモノもないな。別に情熱とか…

ハドソン・ホーク

歌を歌いながら優雅に泥棒する通称ハドソン・ホークっていう男が刑務所から出て来て、もう足を洗おうと思ってたら、ヤバい筋からヤバい仕事を頼まれちゃって……というお話。レオナルド・ダ・ヴィンチの残した錬金術の道具を我が物にして世界征服を企む金持ち…

芦辺拓『紅楼夢の殺人』

人口の楽園「大観園」で謎に満ちた連続殺人が起き、司法官頼尚栄は貴公子賈宝玉と共に解決に乗り出す、という、中国古典文学『紅楼夢』を元にしたお話。あー、こりゃ腰が砕けました。今年これまでに刊行された国内ミステリの中では谺健二『星の牢獄』(→感想…

ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン

奪還屋ザ・ロックがボスの息子ショーン・ウィリアム・スコットを連れ戻すという最後の仕事に出かけたら、何だかいろいろヤバいことに巻き込まれて大変!というお話。アクションシーンはムチの使い方とか体の宙への飛び方とかに工夫がある感じでわりと面白い…

ベティ・サイズモア

夫がグログロな殺し方をされるのを見ておかしくなってしまい、昼メロの世界を現実と混同して驀進する主人公ベティのお話。もっとシニカルでブラックなオチを予想してたら、最終的には虐げられていたヒロインのアイデンティティ確立みたいな話になっちゃって…

カレンダー・ガールズ

イギリス田舎町の婦人会の元気なオバさんが、夫を亡くした親友のために自分達がモデルのヌードカレンダーを作ろうと思い立つ、という、実話を基にしたお話。まあ全て予想範囲内ながら、カレンダーが出来るまでのいきさつが語られる部分は何気なくハッピーな…