スカーレット・ヨハンソンの 百点満点大作戦

身も蓋もない邦題がついてますが、確かにヨハンソンのお宝映像的な見方もできそう。トリニティの格好をして『マトリックス』のパロディをやるという超絶安っぽシーンまであった。それはともかく、映画自体もわりあい面白くて、普段全く接点のない同級生6人が協力して難題に挑むうちに仲良くなっちゃう『ブレックファスト・クラブ』*1ものとして及第点の出来。偏差値の壁というシビアな問題に対してオチが甘すぎるんじゃないかという気もするけれど、まあこれはお約束ってことで。キャラの描き分けは上々。
主役格のクリス・エヴァンスはバカに見えなくてびっくり。この人がみんなのまとめ役をやれるなんて。ゴスっ娘ヨハンソンと優等生エリカ・クリステンセンの二大ヒロインはそれぞれに可愛い。ブライアン・グリーンバーグの純情少年っぷりも良かった。それから、エヴァンスのバカ兄貴役のマシュー・リラードが迷える弟に優しくアドバイスするシーンは最高。ときめきました。

*1:劇中セリフにも言及あり