エコーズ

つまんねえ……。監督が『シークレット・ウィンドウ』の人というのに非常に納得。あれと同種のつまらなさです。リチャード・マシスン原作(!)によるプロットはありがちな「何かを訴える自縛霊もの」で、別にそれはいいんだが、幽霊の望みが(観客に)明らかになった後の展開が長すぎ。おかげで主人公が全く見当違いなことを続ける様を延々見せられて、まだるっこしいったらなかった。
幽霊を成仏させようと奮闘する主演のケヴィン・ベーコンが周囲の人にはガイキチにしか見えない、という演出に無駄に力が入っているので、ベーコンファンにはもしかしたら萌えポイントがあるかも。他の方には全くお薦めできません。