ドミノ

やはりどうしても金持ちのドラ娘(こんな言葉あるだろうか)が安全な所で命の駆け引きごっこをしてるようにしか見えないので、どうにも興味が沸かないまま見終わってしまった。賞金稼ぎ仲間との擬似家族関係が幸せそうに描けていればもう少し説得力もあったろうと思うのだけど。脚本はときたま面白い捩れ方をするし、面白い画面もときどき出て来るんだが、それよりもツッコミたくなる場面の方が多かった。
一つ笑えたのは『ビバリーヒルズ高校白書』の出演者が本人役で出て来て散々な目に遭うところ。ただバカにするだけの低級ギャグになってないところがいい。あと、強引なTVプロデューサークリストファー・ウォーケンとその部下のサイコがかったメガネっ娘ミーナ・スヴァーリのコンビが良かった。