フライド・グリーン・トマト

これはきっと百合脳(やおい脳みたいなもの)の持ち主なら面白いんだろうなあと思いながら見てました。主演の一人メアリー・スチュアート・マスターソンのルックスが趣味じゃない(妙にオバさん臭い)せいか、珍しく似合いの役を貰って魅力的なクリス・オドネルがあっという間に退場してしまったせいか、どうにもグッと来ない。同じく主演の一人のキャシー・ベイツはすごく巧いと思ったのだけど。
ちなみに、物語られる二人の女性の関係がどうにも煮え切らないなあ、と思っていたら原作ではこの二人が同性愛の関係にあるように描写されていたそうで、なるほどと納得。『顔のない男』が『顔のない天使』になったようなものですね。