悪魔の呼ぶ海へ

原作付きの映画ということなんだが、これはもう『スウィート・ヒアアフター』をやりたかったんでしょう。主演の一人に堂々とサラ・ポーリーを持って来てる(役柄もそっくり)ところからしてそうとしか思えない。
あちらに比べると普通の意味でのサスペンスっぽくて、若干わかりやすすぎる感がなくもないけれど、過去と現在でオーバーラップしながら同時進行する二つのお話のうち、過去編はサラ・ポーリーの好演に支えられてなかなか感慨深く見られた。サラ・ポーリーはこの時点でも結構美少女に見える。一体いつの時点からああなったのか。