フェノミナン

アルジャーノンに花束を』の翻案みたいなちょっとヘンな話が無理矢理ハートウォーミングなオチに向かって落とし込まれて格好が悪い。終盤完全に難病ものになってしまうのはどうかと思った。ラストで流れ出す例の主題歌の使い方もあざとすぎ。
ヒロインのキラ・セジウィックの辛そうな表情、無理して気丈に振舞うそぶりなんかは魅力的。いかにもお人好しそうなトラヴォルタも良い、んだが。