フォー・ウェディング

群像劇としては悪くない微笑ましさを感じるし、四度もの結婚式(と、一度の葬式)を経る中で何組か応援したくなるようなカップルもあったのだけど、肝心の主人公カップル成立に納得がいかない。結局主人公がラストまで責任を逃れ続けているように見えるのが問題だろうか。
主人公の周りに配置されたおかしな友人達を演じる役者達は概ね好演。僕のお目当てジョン・ハナーはゲイカップルの片割れ役をすごく控えめに演じていてとても愛らしい。