現代児童文学研究会『きょうはこの本読みたいな5 学校に行きたくない日に読む本』

しまった!夏休みに読んでしまった。勿体無い。
あの『だれかを好きになった日に読む本』を送り出した児童文学アンソロジーシリーズなので期待して読んだのだけどなんと言うこともなく。やはり説教臭い話が多いので、灰谷健次郎「いえでぼうや」、杉みき子「旗」あたりの読みやすいほのぼのとした短編が比較的気に入り。マイフェイバリット三田村信行の「校長先生のにがお絵かき」はバカ校長がバカなことして反省するというだけの弛緩し切った話で、さすが。