ミート・ザ・ペアレンツ

主人公ベン・スティラーは結婚を考えている彼女の両親に会うことに。でも勇んで行った彼女の実家ではお義父さんロバート・デ・ニーロの迫力に負けて、気に入られようとしてしたことも全て裏目に……というコメディ。
至る所で生じる“気まずい間”になかなか含みがあって、楽しめた。主人公が僕の好きな方向性のベン・スティラー(無駄にいい筋肉ついてる体も披露!)だったのでキャラ設定に破綻があるにも関わらず感情移入できて流れに乗れたし、デ・ニーロ父さんも意外に軽い感じで悪くない。ただ、一貫性のある行動をしてる登場人物が一人としていない(ように感じられる)のはやっぱりまずいのでは。
キャストは主演二人の他、ヒロインのテリー・ポロの優しげな雰囲気も良かった。あと、個人的には『最終絶叫計画』で萌えセンサーに引っかかったジョン・エイブラハムズが出てるのに注目!