ミミック

ゴキブリを媒介にした伝染病を防ぐため、ゴキブリの“天敵”をDNA操作で作り出した女科学者。それから数年後のある日、彼女は繁殖能力が無くすぐに絶滅したはずのその虫の幼虫に出会う……というお話。モンスター映画としては怪虫の全体像が出て来て以降恐ろしさが感じられなくなって不満足。怪虫だらけの地下からどうやって脱出する?というサスペンスの盛り上げもあまり巧くいってないし。序盤はなかなかいいムードだっただけに残念。
舞台がほとんどずっと地下鉄構内及びそのもっと地下だったりして、おまけにその地下がやたら広いので、地下世界好きな人にはいいかも。キャストには特に魅力的な人はいなかったけど、主人公の恋人役のジェレミー・ノーザムが終始メガネ装着状態だったのは個人的にポイント高し。