リベリオン

ふーん、これが噂の。へえー。ほおー。
変なB級アクション映画としてもそんなに面白くなかった。自分的面白かったポイントは主人公が子持ち!ってところかな。歪んだ親子関係萌えー。ツッコミどころ満載なのはお約束を遵守しようとした結果のことだろうから別にいいのだけど、無感情の状態からだんだんと感情を獲得していくという役所の主人公が最初からあまり無感情に見えないのはどうかと。主人公が実はそんなに革命とか興味なくて私情で動いてるだけ、ってのはいいですな。
見所であるらしい「ガン=カタ」なるこの映画オリジナルの格闘術(?)は両手に拳銃持った状態で太極拳のような動きをしながら撃つ、という奇怪なもので、間抜けさの配合率が映画全体のB級的雰囲気には合っててちょうどいいのだけど、もっと大袈裟にやってほしかったなあ。しかし主人公が最強すぎてアクションシーンにスリルというものがありませんな。最終ボスはぶんむくれた子供みたいな迫力のない顔してるし……。
あ、この主人公役のクリスチャン・ベールって次のバットマンやる人でしたっけ。