アンダーワールド

なんとなく観て来てしまった。公開終了間近ってのに押されたんだろうか。ライカン(狼男族)だのヴァンパイアだの重苦しかったり全身レザーだったりするビジュアルだのに反応してしまう人にはツボ直撃なんだろうね―、と思いつつもやっぱり自分の趣味ではない。のは、別にいいのだ。知った上で観に行ったんだから。でもアクションシーンが全体的にお間抜けなのはもうちょっとどうにかならなかったのかと思ったけど。
ストーリーは種族闘争にロミオとジュリエットな構図を絡めたお約束な展開が最終的に父と娘の話になってしまうあたりわりと好き。娘が惚れる相手の影の薄さが笑える。きっとどうでもいいんだろうな。
で、自分的に収穫だったのは何と言ってもビル・ナイ演じるヴァンパイアの長老、ビクターのキャラクターですな。ビジュアル的には老人なんだが、色気が迸ってるように感じられて良かった。ヴァンパイアの中で群を抜いて強いしな。まあラストはあれだが。かっこよかったー。萌え。