マルコヴィッチの穴

シュール系コメディがいつの間にか性倒錯コメディになるあたりまでは許容できたが、さらにラストのあたりではなんだか切ない話になっちゃってついていけなかった。全く先が読めない展開をするという点ではすごい脚本だと言えるのかもしれないけど。
序盤のシュールな設定が連発されるあたりが好きだったんで、そのままの雰囲気で最後まで押し通してほしかったかも。物語が転がり始めるとそのへんの設定全部無効化されちゃって残念。