高橋源一郎『ジョン・レノン対火星人』

あああああ、だから感想が書きにくいってば。とりあえず「ジョン・レノン対火星人」のサイン送ってみたけどね僕も。なんだか、どこにも届きそうにないサインだけど。
『さようなら、ギャングたち』に比べると終り方が若干受け入れやすかった。いや、受け入れ方を考えずに済んだと言うべきか?だってどう考えてもわかりそうにないから。いや、それでも考えちゃうんだけど。
「あああ、絶対誰か死ぬ。と言うかあの人が死ぬ。」→「やはり死んだか」という流れはある意味カタルシスを感じたけど僕が作者なら途中で書くのやめてたね。だってさあ、もう、あんなの続けてもどうしようもないんだもん!どうせ死ぬんだし。
と言うわけで作者はあの人が死んじゃって辛かったからエピローグをあんな具合にしたのかなあ、とか勘繰っちゃってどうしようもないのであああー。