グレムリン

意図せずにナイス・タイミングで見てしまいました。そうかこれクリスマス・シーズンのお話だったのか。いやもうあちこち歪んでてすごいです。普通にファミリー映画を展開させられる下地があるのに、あらゆる伏線を全く回収せず趣味の悪いグロ描写優先で進んでいくもんだからわけのわからないことに。お母さんがグレムリンをミキサーにかけたりレンジでチンしたりしてやっつけるシーンや、ヒロインのクリスマスにまつわるトラウマ話、スクルージ的な意地悪キャラの末路、というあたりが特に面白かった。
主演のザック・ギャリガンという人はなかなか爽やかでいかにも青春スターとしての寿命が短そうな感じですが、実際そうだったようですね。ちょっと残念。