ヒトラー 〜最期の12日間〜

結構なイヤ映画でした。そのうちこのリスト*1に付け加わるんじゃないだろうか。冒頭のシーンからイヤな緊張感が画面に満ち満ちていて、観終わる頃にはもうグッタリ。まあ、上映時間が長い(155分)ってのもあるんですが。出てくる人間はみなさん弱くて滑稽で狂っていて大変よろしいのだけど、中に何人か妙にカッコいい人(あの医者とか、シュペーアとか)がいるのは不満。
ヒトラー役のブルーノ・ガンツにはとりあえずお疲れ様と言いたい。あと、ゲッベルス役のコリンナ・ハルフォーフはなかなかチャーミングで良い。僕の好きなトーマス・クレッチマンも出てたんですけど、この映画の中では浮いてました。