キル・ビル Vol.2

Vol.1を観たからには、ということで観ておきました。前作は変な日本ネタを見せられてほわーとなってればよかったので(僕には)楽だったしある程度楽しめたけど、これはなあ。前作みたいなムズムズ感があるのってパイ・メイとの修行シーンとその修行で得た技を……のシーンぐらいでしょう。そういうのを期待するほうが間違ってるのはわかるけど、それを抜きにすればただの趣味じゃない映画なので何とも。根本的な所でカッコよさを計る基準が自分とは違うなあ、というのをひたすら意識させられるばかりですよ。普通にカッコいいと思えたのは冒頭の教会の場面と生き埋めのとこくらいかな。あ、あと音楽はやはり文句なし。
と言うわけで、いまいち乗れないときは例によってキャラモノとしての見方にシフト。エロいのかエロくないのかよくわからんブライドとカッコいいのかカッコよくないのかよくわからんビルはいいコンビだと思いました。対してバドの落ちぶれっぷりは可愛いくて良いな。エル・ドライバーの性悪っぷりもいいのだがバドに比べるとルックスが中途半端。それにしても、あの眼帯にはそんな因縁が!わはは。