ロック・ユー!

おお、これは収穫。全然期待してなかったけど、面白いじゃないか。仲間を集めて勝ち進むRPGみたいな感じがいい方向に作用してる。パーティーの和気藹々さが微笑ましくて爽やかで、いいなあ。中世ヨーロッパの話なのに劇中に脈絡なく現代的モチーフが紛れ込んでいて、馬上槍試合(という競技名。もっといい訳語はなかったのか!)の観客がクイーンの曲に合わせて手拍子したり、祝祭ではデヴィッド・ボウイの曲に合わせて踊ったりとすごく変なんだけどその変さも好きだ。
で、何が収穫って個人的に一番収穫だったのは、文才を生かして主人公が競技に出る際の前口上(格闘技風)を務めるチョーサー役のポール・ベタニー!いやーこの人セクシーだなあ。それもちょっとヘタレなニュアンスが入ったセクシーさ。僕はマジ萌えしました(ちょっとチョーサー×ワット風味なのも良い)。調べてみたらやはり映画女性同人界隈では名の知れた人だったようで……これから出演作を順次鑑賞させて頂きます。わーい。楽しみ。