ベスト・フレンズ・ウェディング

あー。この後半のやたら迷走するだけで全然盛り上がらないストーリー展開はあえて王道を外そうとした結果なんだろうか。だとしたら下手なことしたなって感じだ。ベタでいいからもっと堅実に話を進めるべきだったんじゃないかね。あの不自然なわりに夢のないオチはどうかと思うぞ。一応アンハッピーではないにしてもさ。
そんなわけであんまり面白くない映画だったのだけど、主人公の恋敵役のキャメロン・ディアスは良かった。またもちょっと不現実的なくらい“いい女”の役所なのだけど、表情とか喋り方がいちいちいいなあ。はしゃぐ演技なんて普通のラブコメ映画の枠を飛び越えそうなほど個性的で魅力的。この人の声は好きかもしらん、僕。