映画版『らせん』は『リング』で盛り上がった恐怖感を台無しにするダメ映画だったけれど、この小説版でも同じく『リング』のオカルト要素は台無しにされていく。それなのにその“台無し”感がまさに面白いという変な本でした。メインの要素はトンデモSFなのに…
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