エネミー・オブ・アメリカ

ジェイミー・ケネディ(『スクリーム』シリーズのランディ役。萌え)の顔を確認できたので満足。予想よりは出番が多かった。あと何故かジャック・ブラックがどうでもいいような役で出てて、無意味に濃いキャラ付けをされていた。勿体無い使い方と言えよう。
お話は密かにプライバシー侵害しまくりの情報局に関するヤバいネタを握っちゃった弁護士がひたすら追われる、というもの。盗聴だの衛星だのを駆使する情報戦が男の子のハートをくすぐる感じ。監視カメラの映像とか頻繁に入るせいで映像にもメリハリがついてて、あんま退屈しなかった。お助けキャラジーン・ハックマンの無邪気な仕返し盗聴っぷりがチャーミングで良いですね。
で、問題はオチなのだけど、わーお、すごい!都合が良すぎるわりにあんまり「してやったり」感がなくてカタルシスに欠けますね!もしかして危ないときには“あの組織”が助けてくれるよ、というメッセージだったりするのだろうか、これ。まあ、期待してたようなスッキリではないけどある意味スッキリなので、いいんじゃないかな。僕は嫌いじゃないです、この映画。たぶん。