2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

タニス・リー『死の王』

面白い。訳が上手くてカッコいいセリフがたくさん。小物キャラが出張ってる場面にこそ何故かスケールのデカさを感じる。ちなみに僕はナラセン様が好きです。 読みながら必死で「これは男性向けの本か?それとも女性向け?」って考えてたのだけど、そんなこと…

アイランド

いやー、このお話部分とアクションシーンのつながってなさ加減はすごいな。スカーレット・ヨハンソンをエロく撮ったりブシェミたんを可愛らしく撮ったりするのは全く問題ないんだが、そのために変な小ネタやってるヒマがあったら美味しい所(今まで信じてき…

福澤徹三『亡者の家』

いつもと同じ。それよりこの問題については僕もびっくり。もうこの先『壊れるもの』あたりの主人公と作者のイメージを重ねて読むなんてできないよ。

嶽本野ばら『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』

オチが微妙。と言うか、前作のラストで“情”を表に出してしまった桃子が今さらどんなに醒めてるふりしても白々しいだけ(このへんは何か「信用できない語り手」モノっぽい)なので、続刊はなくてよかったですね。とは言えシリアスな場面でふざけまくる桃子の…

最近観たもの/読んだもの

ブログペットお試しのために更新を。今後も不定期ときたま更新となります。 マイ・ブラザー 病弱な兄役シン・ハギュンの全身から醸し出す薄幸オーラが素晴らしい。ほぼ無敵かと思われたウォンビンの可愛いさがすっかり霞むほど。 サハラ 死の砂漠を脱出せよ …